8月上旬、「ダイニングテーブルと椅子を明るい色で塗り替えたい」とお客様からご相談をいただきました。
木製のダイニングテーブルと椅子は長年ご愛用されており、経年劣化などの問題ないものの、濃い茶色の存在感が強く、部屋全体に重厚感が出ているとのことでした。明るい色で塗り替えて、部屋の雰囲気を軽くしたいとのご希望です。
「カラフルに塗るのも素敵だけど、部屋になじませるにはやはり白が無難でしょうか？」
よくいただくご質問です。当店の白系を集めた「ニュアンスホワイト」シリーズは13色あり、白にもさまざま種類があることをお伝えすると、
「ほんとだ！白だけでもこんなに種類があるんですね。」
と驚かれていました。
▲ニュアンスホワイトシリーズの色見本
お客様が当店のオリジナルカラーから選ばれた色は次の4色です。
・ブラウンベアー
・ミルクティーベージュ
・ピーチベージュ
・アイビスピンク
白ももちろん素敵ですが、「無難な白」から少し離れた色を選ばれました。
「ピンクやベージュもおしゃれに仕上がりそう。娘とも相談したいのでまた来ます。」
とおっしゃって、お帰りになりました。
後日、娘さんと一緒に再びご来店くださいました。
「娘にも塗装を手伝ってもらおうと思って。」
ご相談のうえで決定された色は「アイビスピンク」。トキの羽をイメージした、派手過ぎずくすみ感のあるピンクです。
塗装用具の扱いについてこんな質問をいただきました。
「塗装した後の刷毛やローラーはどうやって洗ったらいいですか？」
使い終わった刷毛やローラーは余分な塗料を新聞紙などで拭き取ってから水道水で洗い流してください。バケツなどに水を張り、しばらく浸しておくとより洗いやすくなります。
お帰りの際、
「ダイニングテーブルと椅子が上手くいけば、他の家具も塗ろうよ！」
と話されていました。今回の塗装が、いろいろな家具を塗るきっかけになれば嬉しいです。
塗装といえば、「はげた部分を補修する」というメンテナンスをイメージするかもしれませんが、「家具をリメイクする」という目的で塗料を使ってみませんか？
普段使用している家具の色を塗り替えだけで、新しい家具を迎えたような気持ちになります。
当店にはオリジナルカラ―が約150色ございます。お気に入りの色を見つけに、ぜひお気軽に店頭へお越しください。
TAKARA TORYO
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